更新日:2025.10.23

「高市銘柄」8選

「高市銘柄」8選

高市早苗氏が自民党総裁に就任した株高を受けて、「高市銘柄って?」「高市銘柄はこれからどうなりそう?」など、興味がある方も少なくないのではないでしょうか。

高市銘柄とは、「高市トレード」による株高と円安の影響を受けて、特に大きく物色されている銘柄を指します。

具体的には、防衛株やエネルギー株、半導体株などが該当しますが、過熱感も出てきているため注意も必要です。

本記事では、高市銘柄の主要テーマ株、高市銘柄の代表的な銘柄、高市銘柄の今後の展望などについて解説しています。

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高市銘柄とは?

「高市銘柄」の主要ジャンルは?

高市銘柄とは、2025年10月4日に女性初の自民党総裁となった高市早苗氏に関連するテーマ株です。

高市氏は、経済安全保障や国防、半導体、先端技術、エネルギー政策などを重視する姿勢を示しており、こうした政策分野に属する企業が「高市銘柄」として注目されやすくなります。

「高市銘柄」として注目されるテーマは次の通りです。

テーマ 代表的テーマ 注目される理由
防衛 防衛装備、セキュリティ、通信防護 国防強化やサイバー防衛政策との整合性が強いため注目される
先端技術、半導体 半導体製造、量子コンピュータ、AI技術 技術革新や国内生産強化という政策意向と結びつきやすい
エネルギー、新エネルギー 核融合、再生可能エネルギー、次世代電池 脱炭素やエネルギー安全保障政策と連動する可能性あり
円安メリット 輸出株 財政拡張やインフレ局面で恩恵を受けやすいと見る動きもあり

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高市銘柄の代表例とテーマ分類

エネルギー関連銘柄

エネルギー関連銘柄は、核融合や電力インフラ関連などで、高市氏との政策連動が期待されています。

● 【7711】助川電気工業

助川電気工業は、原子力や半導体装置向けの高温制御技術に強みを持つ精密機器メーカーです。

高市氏が自民党総裁となってからの1週間で、4,130円→8,410円まで一時2倍超まで急騰し、「高市トレード」を象徴する銘柄となリました。

防衛関連銘柄

防衛株こと防衛関連銘柄は、高市氏の国防強化やサイバー防衛政策との整合性が強いため注目されます。
● 【7011】三菱重工業

三菱重工業は、防衛や宇宙、原発などを担う総合重工の中核企業です。日本株を代表する防衛株として知られています。

2021年頃までは国産ジェットMRJの失敗などで株価は低迷していましたが、2022年のロシアのウクライナ侵攻をきっかけとした「防衛費倍増議論」を受けて、株価は4年間で15倍以上の値上がりとなっています。

高市氏が自民党総裁に決定したことで、週明けにいきなり+15%の急騰となりました。

初動以降は大きな値上がりとはならなかったものの、「高市トレード」の始まりを告げた銘柄となっています。

● 【7013】IHI

IHIは、航空エンジンやエネルギー設備などを手掛ける重工業、エネルギー技術企業です。

三菱重工業と川崎重工業と並んで、”重工三兄弟”とも呼ばれる防衛株の一角です。

高市氏が自民党総裁に就任した1週間で、一時+20%にも迫る上昇となりました。

● 【3692】FFRI セキュリティ

FFRI セキュリティは、サイバーセキュリティ製品の開発販売を手掛けるIT企業です。

同社は横須賀市に研究施設があり、防衛省などに納入実績があることから、サイバーセキュリティ関連の防衛株として、高市トレードで物色されています。

高市氏の新総裁就任から1週間で、+30%以上の上昇となりました。

ただ、東証グロース市場の銘柄であるため、長期投資の安定性には欠ける点には注意しておきましょう。

半導体関連銘柄

半導体株こと半導体関連銘柄は、「高市トレード」の以前から、AI関連で最注目テーマ株となっています。

半導体関連銘柄は、市場に先駆けて動く「景気敏感株」としての側面が強く、東証の主要銘柄がひしめく最重要テーマ株です。

日本株の半導体株としては、日本が現在でも世界トップクラスの技術力を誇る「半導体製造装置」メーカーが主力となっています。

● 【6857】アドバンテスト

アドバンテストは、世界トップクラスの半導体検査装置メーカーです。AIや高性能チップ需要の恩恵を受けて成長を続けています。

日本の半導体関連銘柄の中でも、長期投資に強い銘柄として知られており、長年にわたって上場来高値を更新し続けています。

代表的な半導体製造装置メーカーとしては、東京エレクトロンやディスコ、レーザーテックなどがありますが、高値を更新し続けているのはアドバンテストだけです。

高市氏の自民党就任から1週間で、最大+20%の上昇となりました。

高市トレードを抜きにしても、日本株を手掛けるなら魅力的な銘柄です。

● 【9984】ソフトバンクグループ

ソフトバンクグループは、世界中のテック企業に投資する投資持株会社です。

世界的な半導体企業ARMや、ChafGPTで知られるOpenAIなどに投資していることから、日本株を代表する半導体株やAI株に位置付けられるようになっています。

「高市トレード」のように相場全体が盛り上がると必然的に買われる銘柄となっており、高市氏の就任から1週間で最大+17%弱の上昇となりました。

なお、携帯キャリアの【9434】ソフトバンクとは全く別の銘柄である点には注意しておいてください。

● 【6590】芝浦メカトロニクス

芝浦メカトロニクスは、半導体/フラットパネル製造装置を手がける装置メーカーです。

半導体関連銘柄の中でも、「高市トレード」の恩恵を受けた値動きとなっており、高市氏の就任から1週間で最大+22%の上昇となりました。

円安メリット関連銘柄

高市氏は、積極的な財政出動を訴えるとともに、日銀の利下げにも否定的であることから、世界中の多くの投資家は円安リスクと見ています。

円安メリット関連銘柄とは、円安になると企業業績が上がる可能性が高い銘柄群です。

特に、「海外売上高比率」が高い輸出企業が中心となっており、トヨタやソニー、任天堂など、東証の代表的な銘柄が並びます。

なお、企業の「海外売上高比率」を調べるには、「会社四季報オンライン」で銘柄を調べることで確認可能です。

● 【6758】ソニーグループ

ソニーグループは、エンタメや半導体を展開する総合クリエイティブ·テクノロジー企業です。

ソニーグループの海外売上高比率は83%に達しており、逆に言えば、日本での売り上げは17%に過ぎません。

高市相場では順当に上昇しており、高市氏の自民党総裁就任から1週間で+10%の上昇となりました。

高市銘柄8選まとめ表

注目の高市銘柄とテーマをまとめてみましょう。

銘柄名 テーマ
【7711】助川電気工業 エネルギー(原発、核融合)
【7011】三菱重工業 防衛
【7013】IHI 防衛
【3692】FFRI セキュリティ 防衛(サイバーセキュリティ)
【6857】アドバンテスト 半導体(半導体製造装置)
【9984】ソフトバンクグループ 半導体(半導体投資会社)
【6590】芝浦メカトロニクス 半導体(半導体製造装置)
【6758】ソニーグループ 円安メリット

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高市銘柄への投資で意識すべきリスク

実態が伴わなければ逆転もありうる

「高市銘柄」は、高市早苗氏の政策期待や発言との相関で物色されやすいテーマ株ですが、期待だけで株価が吊り上げられると、実際の業績や材料がついてこなければ急落に転じるリスクがあります。

思惑先行で過熱し、政策発表や公約の内容が市場期待を下回ると、一斉に売り圧力が強まる局面も見られます。

さらに、政権や政策方向が変われば、それまで評価されていたテーマ株の魅力が一気に見直される可能性もあります。

たとえば、別の政治勢力が政権を掌握した場合、政策の方向性が転換される可能性があるためです。

現に、高市執行部は、麻生派の影響力が強い布陣となっていることが指摘されています。

麻生太郎氏は財政規律を重視する傾向があるため、財政出動はできず、円安も収まる可能性が十分に考えられます。

2025年10月10日には公明党が連立離脱を発表したことを受けて、高市氏の首相就任の可能性が低くなったことで、週明けの日経平均株価は一時-1,500円の下落となりました。

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市場動向・注目変化と今後の見通し

最近の動きから見える変化点は?

高市銘柄の動向を見ると、【7711】助川電気工業の値上がりが目立ちました。

高市氏の就任から1週間で3回のストップ高となっており、2倍超の急騰となりました。

ただ、過熱感により売り圧力も出てきており、週明けには前週の高値8,410円に対して、6,680円まで売られています。

防衛株なども、過熱感が警戒されて逆回転する場面が散見されており、短期資金の出入りが激しくなっていることに注意が必要です。

一方、【3692】FFRI セキュリティなど、サイバーセキュリティー分野や量子技術·宇宙関連など、新たな材料に資金が向かい始めている傾向も見られます。

これらの動きから、テーマ株としての「高市銘柄」は依然としてマーケットの注目軸ではあるものの、思惑→実績評価の転換点に差しかかっている可能性には留意しておきましょう。

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まとめ

高市銘柄としては、新興エネルギー株の【7711】助川電気工業が特に大きな値動きとなっており、防衛株や半導体株も引き続き大きく買われている状況です。

ただ、日本株は過熱感もあり、高市政権は麻生派の影響力が強く、公明党の連立離脱により不透明感が出てきている点には注意が必要です。

Q&A

Q1 高市銘柄とは?
A1 自民党新総裁となった高市早苗氏に関連するテーマ株です。具体的には、防衛株や半導体株、エネルギー株などが注目されています。

Q2 高市銘柄として大きく買われた銘柄とは?
A2 新興エネルギー株の【7711】助川電気工業、代表的な防衛株の【7011】三菱重工業や【7013】IHIなどが大きく買われました。このような動きは「高市トレード」と呼ばれるようになっています。

Q3 高市銘柄の今後の展望は?
A3 高市氏の就任から1週間で日経平均株価は3,000円近く上上がりました。ただ、公明党の連立離脱を受けて週明けに大きく売られており、今後の政局に注目が集まります。

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