更新日:2025.6.10

定期保険とは?費用対効果とデメリットは

定期保険とは?費用対効果とデメリットは

生命保険として定期保険を検討しているものの、「定期保険の費用対効果って?」「定期保険のデメリットとは?」など、疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
定期保険は、掛け捨て型の保険で、最も代表的な生命保険です。
定期保険は、保険料が安い点が最大のメリットですが、独身や子育て終了期には必要なくなるため出口戦略も重要となります。
本記事では、定期保険の特徴、終身保険・収入保障保険との比較、定期保険の選び方や必要期間などについて解説しています。

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定期保険の特徴

定期保険とは何か?

定期保険は、保障期間内に死亡した場合に保険金が支払われる、掛け捨て型の生命保険です。
一般社団法人「生命保険協会」が発表した「2022年版 生命保険の動向」によると、定期保険は保有契約高310 兆1,099億円、構成比38.4%と、保険市場で最大の人気商品となっています。

定期保険は、満期時に生存していても保険金は支払われないため、貯蓄性はありません。
その分だけ保険料が安く抑えられており、一定期間の死亡リスクに効率的に備えられるのがメリットです。

例えば、子どもが小さい時期だけに高額な死亡保障が必要な家庭では、「子どもが独立するまでの20年間だけ3,000万円の保障を確保」といった設計が可能です。

保険金額は契約時に設定できますが、保険期間が長くなるほど保険料は上がる傾向にあります。
途中で更新や見直しが可能なタイプもありますが、更新時には年齢に応じて保険料が上昇する点に注意が必要です。

定期保険は、保障に特化した費用対効果の高い保険として、多くの家庭で基本となる保険です。
保険料を安くできるため、掛け捨て型の定期保険で保険料を抑えて、浮いた分で新NISAやiDeCoで資産運用するという、合理的な保障と資産運用を両立できます。

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定期保険と終身保険・収入保障保険の比較

定期保険と終身保険・収入保障保険のどれが得なのか?目的別の比較

生命保険(死亡保険)は、基本となる「定期保険」に加えて、「終身保険」「収入保障保険」の3種類に分けられます。

終身保険は、被保険者が亡くなるまで、一生涯保障が続く生命保険です。万一の際の死亡保障に加えて、途中解約すると一定の解約返戻金が受け取れる貯蓄性もあるため、老後資金の準備や相続対策として活用されます。

収入保障保険は、被保険者の死亡後に毎月一定額が支給される生命保険です。子どもの成長に合わせて保険料と保障が減少していく合理的な設計となっています。

生命保険 特徴 メリット 保険料
定期保険 死亡保障の掛け捨て型 保険料が安く、必要な期間だけ加入できる 安い
終身保険 生涯保障+貯蓄機能 解約返戻金があり、相続や長期資産形成にも有効 高い
収入保障保険 子どもの成長に合わせて保険料が減少 子どもの成長に合わせて保険料と保障が減少していく合理的な設計 やや安い+減少

生命保険は、自身や家族の目的に応じて選択することが重要です。
同じ死亡保障額であっても、保険料負担額は大きく異なります。

「定期保険」が最も安く、「収入保障保険」は定期保険よりやや安く子どもの成長に合わせて安くなっていき、「終身保険」は貯蓄機能があるため高くなっています。

長期的な資金効率を考えると、保障のみを目的とするなら「定期保険」か「収入保障保険」が合理的です。
一方、貯蓄や相続対策も意識するなら「終身保険」が候補になります。

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定期保険の種類と選び方

定期保険にはどのような種類があるのか?

定期保険で受け取れる保険金には、「死亡保険金」と「高度障害保険」の2つがあります。

● 死亡保険金:被保険者が死亡時に受け取れる
● 高度障害保険金:被保険者が高度障害状態になった場合に受け取れる

いずれかの保険金を受け取った時点で、定期保険の契約は消滅します。

定期保険は、死亡保険金の金額が変わらない「定額型」が代表的ですが、「逓増型」と「逓減型」もあります。

● 定額型:保険期間中に保険料も保険金額も変わらない
● 逓増型:保険料は変わらず、経過年数に応じて保険金額が増えていく
● 逓減型:保険料は変わらず、経過年数に応じて保険金額が減っていく

定期保険の保険期間のタイプには、「全期型」と「更新型」の2つがあります。

● 全期型:保険期間を通じて同じ保険料で保障が継続され、満期を迎えると契約が終了する
● 更新型:所定の年齢まで同じ保険金額・保険期間で自動的に保障が更新される

全期型には、「30年」や「40年」の年満期型、「70歳まで」や「80歳まで」などの歳満期型があります。

更新型を更新する際には、そのときの年齢や保険料率で保険料が再計算されるため、更新前よりも保険料が高くなっていきます。

どのような定期保険を選ぶかは、子どもの独立や住宅ローンの完済時期などに合わせて保険期間を設定するなど、年齢やライフステージに応じて決めるようにしましょう。

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定期保険の費用対効果

定期保険が「掛け捨て」と言われる理由

定期保険は、一定期間内に死亡した場合にのみ保険金が支払われ、満期まで生存した場合には保険金の支払いが行われないため、「掛け捨て」と言われます。

「掛け捨て」という表現から、保険料が無駄になるという印象を持つ人も少なくありません。

しかし、これは保険本来の役割を誤解したものです。

そもそも保険とは、予期せぬリスクに備えるためのリスク保障商品であり、万一に備えられることに価値があります。

定期保険は、家族の生活資金や教育費など、特定の時期に限定された保障ニーズに対して、最小限の保険料で最大限の保障を得られる合理的な手段です。

「掛け捨て=無駄」と考えるのではなく、その保険で何を守れるか、どのようなリスクに備えられるかを基準に判断するようにしましょう。

定期保険の保険料が安い理由と注意点

定期保険の最大のメリットは、保険料が割安であることです。

定期保険の保険料が安い理由は、保障期間が限定されており、保険会社のリスクが限定されているためです。

厚生労働省の「簡易生命表(令和5年)」によると、2023年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.14歳となっており、日本人は平均的には80歳以上までは生存します。

また、定期保険には注意すべき点もあります。

保険期間が終了すると保障がなくなるため、必要な時期を過ぎると、自動的に“無保障”状態になってしまう点には気を付けておきましょう。

更新型の保険では、更新ごとに年齢に応じて保険料が大幅に上昇する可能性があり、長期的な継続には不向きな場合もあります。

家族や子どもがいる場合には、生命保険は必ず契約しておくべきリスク保障商品となりますが、独身の場合にはそこまで必要はありません。

そもそも生命保険は、「自分が万一亡くなった場合に、残された家族が生活に困らないようにする」ための保障を目的とした保険です。

この目的に照らし合わせて考えると、収入がない人や、他に十分な資産がある人にとっては、たとえ保険料が安くても加入する合理性はありません。

定期保険は、「安い選ぶ」のではなく、「本当に必要かどうか?」を考えて選ぶようにしましょう。

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生活設計における定期保険の位置づけ

ライフステージ別に見る定期保険の必要性と適切な保障額

ライフステージを「独身」「結婚・子育て期」「シニア期(子育て終了期)」に分けた場合の、定期保険の必要性は次のようになります。

ライフステージ 保険の必要性 主な保障目的 保障額の目安
独身期 低い 葬儀費用や親への迷惑防止 最小限(~300万円程度)
結婚・子育て期 高い 配偶者や子の生活費・教育資金 年収の5~10倍程度
シニア期(子育て終了) 状況次第 遺産準備や最期の費用 必要に応じて調整

独身期は、基本的に扶養すべき家族がいないため、生命保険の必要性は低く、最低限の葬儀代などを準備しておけば十分です。

結婚・子育て期は、配偶者や子どもの生活・教育費を守る必要があり、最も保険の必要性が高まる時期です。住宅ローンの返済計画や大学進学などの将来支出を見据えた保障額の設定が求められます。目安としては、年収の5〜10倍程度の保障を確保するのが一般的です。

子育てが終了したシニア期は、貯蓄や退職金によって生活基盤がある程度整っている場合が多く、保障額は縮小してもよい段階となります。保険の見直しで不要な保障を減らし、その分を投資や貯蓄などの老後資金に回す方が合理的です。

定期保険はいつまで必要なのか?

定期保険は、結婚・子育て期以降に必要性が増しますが、「いつまで加入すべきか?」という出口戦略を考えておく必要があります。

定期保険は、一生涯の保障を目的とする終身保険とは異なり、保障が切れる時期があらかじめ決まっているため、契約更新や見直しのタイミングが重要です。

基本的には、子どもが自立するまでの期間や、配偶者が年金を受け取れる年齢に達するまでが一つの目安となります。

保険の必要性が最も高くなるのは、万一があった場合に教育資金や生活費への影響が大きくなる、30代後半から50代の子育て期です。

子育てが終わり、住宅ローンの返済も完了している60歳以降には、保障の必要性が徐々に下がっていきます。

子育てが終わるまでは「早死にリスク」への備えとして定期保険が必要ですが、子育てが終わると「長生きリスク」への備えとして、老後資金の形成が重要となってきます。

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まとめ

定期保険は、掛け捨て型の保険で、保険料が安い点が最大のメリットです。
そもそも生命保険は、「自分が万一亡くなった場合に、残された家族が生活に困らないようにする」ための保障を目的とした金融商品です。

子育て期には、定期保険など何らかの生命保険に加入することはマストとなりますが、独身期や子育てが終わったシニア期には生命保険の必要性は下がります。

Q&A

Q1 定期保険のメリットは?
A1 掛け捨て型だが、保険料が安い点が最大のメリット。

Q2 定期保険のデメリットは?
A2 保険料が掛け捨てのため資産性はない。ただ、保険料が安いメリットを生かして、浮いた保険料を新NISAなどに回しやすい。

Q3 定期保険が必要なのはどんな人?
A3 子育て期には定期保険などの生命保険は必須。逆に、独身や子育てが終わったシニア期には必要性は下がる。

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