更新日:2024.12.20

新NISA(旧つみたてNISA)を始めるには?口座選びのポイントも解説!

新NISA(旧つみたてNISA)を始めるには?口座選びのポイントも解説!

2024年1月から新NISAが始まりました。しかし、「新NISAの始め方がわからない」「口座の選び方がわからない」という人もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、新NISAの始め方や口座選びのポイントについて詳しく解説します。また、商品選びのポイントについても解説するため、これから新NISAを始める人はぜひ最後までご覧ください。

新NISA(つみたて投資枠)の始め方は?


新NISAの始め方は、大きく3つのステップに分かれています。

1.金融機関を選んで口座開設
2.口座開設の完了を確認
3.商品を選び購入する

これから新NISAを始める方は、ぜひ参考にしてください。

金融機関を選んで口座開設

まずは、金融機関を選んで口座を開設します。ただし、NISA口座は1人につき1つまでであるため、金融機関選びは非常に重要です。金融機関を選ぶ際は、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
たとえば、銀行や店舗型の証券会社は対面で相談できるのが魅力です。一方ネット証券は対面での手続きはできませんが、取扱商品が豊富だったり、取引手数料が無料だったりするメリットがあります。

特別な理由がない場合は、いつでも手続きができるネット証券がおすすめです。

口座開設の完了を確認

金融機関を選び、口座の開設を申し込んだら完了を確認します。
口座開設には、非課税口座開設届出書、マイナンバーカード、運転免許証が必要です。申し込み時点で用意しておくと、口座開設完了までスムーズに進むでしょう。

また、口座開設が完了したら、登録情報に誤りがないかも確認しておきましょう。万が一口座情報に誤りがある場合は、速やかに申し出てください。

商品を選び購入する

NISA口座の開設が完了したら、実際に商品を選んで購入します。金融機関によって数は異なりますが、NISAで運用できる商品は数多くあります。
そして、それぞれの商品は特徴が異なるため注意が必要です。適当に選ぶと、自分が予想していた利回りを大きく下回ることもあります。自分の運用目的を明確にし、最適な商品を選びましょう。

「どうしても自分で商品を選ぶのが難しい」「判断に迷う」といった場合は、専門家への相談も検討してみてください。

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新NISAの口座選びのポイント


新NISAの口座選びのポイントは、以下の4つです。

商品の種類
引き落とし方法の種類
最低積立金額
積立頻度

口座選びで後悔しないように、あらかじめ目を通しておきましょう。

商品の種類

口座を選ぶ際は、商品の種類に注目してください。NISAで運用できる商品は、金融機関によって異なります。
たとえば、2024年12月時点では、つみたてNISAで運用できる商品は、SBI証券なら250本程度、楽天証券なら240本程度、マネックス証券では235本程度でした。

このように、選ぶ口座が異なれば選べる商品も変わってきます。口座を選ぶ際は、商品の種類を確認しましょう。

引き落とし方法の種類

口座によって、引き落とし方法も異なります。普段使っている銀行口座からの自動引き落としに対応している口座を開設すると、わざわざ振り込む手間がかからないので非常に便利です。

自分のメインバンクから引き落としができるかどうか事前に確認しておくと良いでしょう。

最低積立金額

実は、最低積立金額はどこも一律ではありません。たとえば、毎月100円から積立可能な口座もあれば、毎月1万円からでなければ積み立てられない口座もあります。
毎月の積立金額を抑えたい人や少額で運用を始めたい人は、最低積立金額の低い口座を選ぶのがおすすめです。

積立頻度

積立頻度は毎月1回が一般的ですが、口座によっては毎週、毎日積み立てられるものもあります。毎日コツコツ積み立てたいと考える人は、毎日の積み立てに対応している口座を選びましょう。

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新NISAの商品選びのポイント


新NISAの商品選びのポイントは、以下の3つです。

コスト
投資対象
純資産総額

資産を増やすために、商品選びは非常に重要です。それぞれの詳細をみていきましょう。

コスト

コストは利益に直結するため、非常に重要なポイントです。たとえば、投資信託には信託報酬という名目でコストが記載されています。
コストが高ければ、その分利益は減り、手元に残るお金も減ってしまいます。商品を選ぶ際は、コストの低いものを選びましょう。

投資対象

商品を選ぶ際は、投資対象にも注目しましょう。具体的には、国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券など、さまざまな投資対象があります。

そして、それぞれには特徴があります。たとえば、国内株式や先進国株式は比較的リスクは高いですが、リターンも大きい傾向があり、国内債券や先進国債券はリスクもリターンも低い傾向があるのです。自分の運用目的と照らし合わせて、投資対象を決めましょう。

純資産総額

投資信託の商品を選ぶ際は、ファンドの純資産総額を確認しましょう。純資産総額が大きい商品ほど経費率が抑えられるため、将来的にコストが下がる可能性があります。つまり、コストを抑えられる可能性があるのです。
また、純資産総額が小さい場合、運用会社が効率的な運用ができないと判断して、繰り上げ償還を行うことがあります。そのため、自分の運用計画が崩れるかもしれません。

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つみたて投資枠と成長投資枠の違いは?


新NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠の大きく2種類に分けられます。

新NISA
つみたて投資枠 成長投資枠
年間投資上限額 120万円 240万円
非課税保有期間 無制限
非課税保有限度額 合計:1,800万円まで
成長投資枠のみの場合:1,200万円まで

表からもわかるとおり、つみたて投資枠は年間投資上限額が120万円に設定されていますが、成長投資枠は240万円です。非課税保有期間については同じですが、保有限度額は成長投資枠のみであれば1,200万円となっています。

また、購入方法にも違いがあります。成長投資枠はいつでも商品を購入可能です。そのため、相場が大きく下がったタイミングを見計らって資金を投入するなど、自分のタイミングで商品を買えます。相場を読むのに長けている人や自分の選択に自信のある人は、成長投資枠が向いているかもしれません。

一方で、つみたて投資枠は定期的かつ継続的に商品を購入するため、自然とドルコスト平均法を実践できます。ドルコスト平均法では、価格が高いときは購入量が減り、価格が低いときは購入量が増加します。

つまり、平均購入単価を平準化させる効果があり、リスクを低減可能です。さらに、つみたて投資枠は自分で購入するタイミングを判断する必要がないので、初心者にもおすすめです。

ちなみに、つみたて投資枠の購入金額は毎月最大で10万円ですが、少額からも始められるので、少額からNISAを始めたい人はつみたて投資枠を検討してみてください。

そして、両者は投資対象となる商品も大きく異なります。成長投資枠は上場株式や投資信託などが対象ですが、つみたて投資枠は金融庁が認めた一定の投資信託のみが対象です。それぞれの特徴を把握して、どのように活用していくのか考えましょう。

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まとめ

2024年1月から新NISAが始まり、利用を検討している人もいるでしょう。新NISAの始め方は3ステップなので一見簡単に見えますが、口座や商品の選び方にはポイントがあり、知らないと後悔する可能性があります。

口座を選ぶ際は、商品の種類や最低積立金額に注目しましょう。自分の利用状況に適した口座を開設するのがおすすめです。一方で商品を選ぶ際は、コスト、投資対象、純資産総額を確認してください。確認しないまま運用を始めると、資産を増やすどころか減らしてしまう可能性もあります。

しかし、いくらポイントを把握しても、口座や商品を選ぶのは容易ではないでしょう。そのようなときは、専門家へ相談するのがおすすめです。

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