更新日:2025.1.29

【保存版】郵便局NISA活用ガイド|窓口で相談できる資産運用の始め方

【保存版】郵便局NISA活用ガイド|窓口で相談できる資産運用の始め方

少額から簡単に始められる郵便局NISAは、まさにこれから資産運用を始めたい方におすすめです。いざ始めたとして具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

今回はこれから資産運用を始めたい方におすすめな、郵便局NISAについて解説します。

Contents

郵便局NISAの基本と特徴


郵便局NISAとは、郵便局の店頭などで案内されているNISAのことで、ローリスクで安定的な運用ができる銘柄が扱われています。
全国に支店のある郵便局は誰でも利用しやすく、地方在住の方でも通いやすいなど他の金融機関にはないメリットがあり、初心者の方にもおすすめです。
そんな誰でも簡単に利用しやすい郵便局NISAの基本と特徴を次に解説します。

郵便局NISAで利用できる2つの投資枠の違い

郵便局NISAには利用可能な2つの投資枠、いわゆる成長投資枠とつみたて投資枠があります。
この両者には年間投資枠と非課税保有限度額、投資対象商品などに違いがあるため、利用する際にはまずそれぞれの特徴をおさえておきましょう。

成長投資枠 つみたて投資枠
年間投資枠 240万円 120万円
非課税保有限度額 1,200万円 1,800万円
投資対象商品 上場株式、投資信託 長期の積立分散投資に適した投資信託

まず年間投資枠が成長投資枠だと240万円、つみたて投資枠では120万円までです。成長投資枠の方がつみたて投資枠よりも120万円多くなります。

次に、非課税保有限度額は成長投資枠が1,200万円、つみたて投資枠だと1,800万円までになります。非課税保有限度額に関していえば、つみたて投資枠の方が600万円も多くなるのです。

3つ目の投資対象は成長投資枠が上場株式や投資信託などであるのに対し、つみたて投資枠の投資対象は長期の積立分散投資に適した投資信託となります。つみたて投資枠は成長投資枠と比べて投資対象が限定されてしまうので、できるだけ多くの銘柄に投資をするなら成長投資枠を選ぶと良いでしょう。

簡単にまとめると、安定よりも利益を狙うなら成長投資枠、利益よりも安定を優先するならつみたて投資枠がそれぞれおすすめになります。

成長投資枠がおすすめな人 つみたて投資枠がおすすめな人
リスク選好で利益を狙った運用をしたい人 リスクを抑えて安定した運用をしたい人

年間投資枠で見るとつみたて投資枠は成長投資枠よりも低いですが、非課税保有限度額はつみたて投資枠の方が高いため、トータルで見ると成長投資枠よりもつみたて投資枠の方が高額の資産の運用に向いているといえるでしょう。
どちらがおすすめになるかは投資スタイルによります。郵便局NISAを始める際には自分のスタイルに合った投資枠を選択しましょう。

2024年からスタートした新NISA制度の概要

2024年より新NISAが始まったことで、旧制度と比べてNISAの年間投資上限額が大幅に上がりました。
従来のNISAでは一般NISAの年間上限額が120万円、つみたてNISAが40万円まででしたが、新NISAになることで成長投資枠が240万円、つみたて投資枠が120万円まで上限が増えています。
年間上限額が増えることで、今までは少額投資向けだったNISAですが、より高額の運用ができるようになったのです。

さらに新NISAでは生涯非課税限度額が1,800万円まで拡大しており、従来のNISAと比べるとより多くの資金の運用ができるようになったのです。
新NISAになることで、今まで以上に資産運用がしやすくなったといえるでしょう。長期にわたって高額の運用がしやすくなったことが新NISAの最大の特徴です。

非課税投資のメリットと投資可能期間

非課税投資の主要なメリットは、税金がかからないことです。
資産運用に成功すると、本来であれば投資から派生した利益には税金がかかりますが、投資可能期間の範囲内であれば税金がかかりません。
投資に税金がかかると、いくら運用に成功しても課税された分だけ利益が減ってしまいます。しかし非課税投資ならば、本来なら税金になるはずだった利益がそのまま手元に残るので、資産運用の成功率を高めることができます。

この投資可能期間が新NISAでは無期限になったことが旧制度との違いです。投資可能期間が無期限ということは、投資上限額を超えない限り、恒久的に運用益の税金を非課税にできるということです。
税金が下がればその分だけリターンを増やすことができますし、期間が伸びれば伸びるほど非課税投資から得られる利益も多くなることでしょう。
今後、新NISAの制度が変更もしくは廃止などされない限り、いつまでもずっと非課税で運用できます。投資に興味はあるけれど、税金が心配という方は、ぜひNISAの非課税投資を利用してみましょう。

一般NISAからの移行手続きと注意点

旧制度の一般NISA口座から新NISA口座へ移行する場合、口座を切り替える手続きなどは特に必要ありません。
従来のNISA口座は自動的に新NISA口座へ切り替わるからです。口座を切り替えるための特別な手続きなどは不要のため、従来のNISA口座はそのまま使用を継続して問題はありません。

ただし、保有中の株式や投資信託については制度が違うため、直接移管ができない点に注意してください。
旧制度時に保有していた金融商品を移管する場合は、一旦売却してから再度購入することになります。

例えば以前までのNISA口座でAという銘柄の投資信託を購入していた場合、新NISA口座に移行後にAを一旦売却し、再び買い戻すという作業が必要になります。
新NISAに切り替わってから売却する必要があるので、資産を移管させたい場合は新NISAに口座が切り替わっているかどうかを先に確認しましょう。

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郵便局でNISA口座を開設する手順


郵便局でNISA口座を開設したい場合、どこで手続きをすれば良いのでしょうか?果たして手続きは簡単にできるのか、何か必要なものはあるのかなど、NISA口座の開設にあたって疑問を抱いている方はきっと多くいるでしょう。
NISA口座を開設するためには事前に準備しておかないといけないものがあります。以下では郵便局でNISA口座を開設するための手順を解説します。

窓口での口座開設に必要な物と本人確認書類

郵便局の窓口でNISA口座を開設する場合、マイナンバーが必要になります。このマイナンバーについてですが、マイナンバーカードを保有しているか否かで提出に必要な書類が異なってくる点に注意してください。
まず、マイナンバーカードがある場合、本人確認書類は不要になります。というのもマイナンバーカードが本人確認書類の役割を果たすので、これだけで簡単に手続きができます。
既にマイナンバーカードを保有している方は、郵便局で手続きをする際にはマイナンバーカードを持っていきましょう。

ではマイナンバーカードがない場合の話になりますが、通知カードなどのマイナンバーがわかる書類と、運転免許証などの本人確認書類の提出を求められます。
運転免許証以外にも健康保険証やパスポート、国民年金手帳、印鑑登録証明書などが本人確認書類として使えます。マイナンバーカードを保有していない場合はこれらの本人確認書類を用意しましょう。

マイナンバーカードがある場合 マイナンバーカードがない場合
本人確認書類が不要 通知カードなどマイナンバーがわかる書類が必要

本人確認書類が必要
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート

まとめると、マイナンバーカードがあるなら本人確認書類は不要、ない場合は本人確認書類が必要になる、ということです。マイナンバーカードを保有していない場合は、本人確認書類を必ず持参しましょう。

オンラインで完結する口座開設の流れと注意点

郵便局NISAはオンラインでも手続きは可能です。近くに郵便局がなかったり、忙しくてなかなか店頭にまでいけないという方はぜひオンラインから申し込みをしてみましょう。
郵便局の公式サイトより申し込みの手続きを始め、案内に従って必要事項を入力し、本人確認書類などを提出すると申し込みを完了できます。
注意点としてはオンラインより申し込む場合、マイナンバーの提出が求められるので、必ず用意してください。

申し込みの手続きが完了し、マイナンバーを提出したら、あとは口座開設の案内がくるまで待つことになります。
マイナンバーは、マイナンバーカードがあればすぐに手続きができます。もしもマイナンバーカードがない場合は、マイナンバーがわかる書類とは別に本人確認書類を用意してください。

口座開設から投資開始までどれくらいかかる?

口座開設の申し込みから開設までにだいたい1ヶ月ほどの時間がかかります。
郵便局で手続きが始まると、次のステップとして郵便局から税務署に口座開設の確認のための手続きが行われます。その後、税務署より口座開設可否の通知がきてはじめて郵便局で口座を開設できます。
これらの口座開設の準備は基本的に郵便局側がすべてやってくれるため、申し込みの手続きが済んだら特にこれといってやることはありません。口座が開設されるまで待ちましょう。
口座開設にはこの税務署の手続きがどうしても必要になるため、待ち時間として1ヶ月ほどがかかるのです。どうしてもすぐに口座を開設したい場合は早めに手続きをしておきましょう。

マイナンバーカードを使用した簡単開設の方法

郵便局のNISA口座はマイナンバーカードを使用すると簡単に開設できます。
マイナンバーカードがあるとこれ一つで本人確認書類の役割を兼任するので、手続きに必要な本人確認書類も少なくて済みます。できるだけ簡単に手続きを済ませたいなら、申し込みの際にはマイナンバーカードを利用してみてください。

特にオンラインから申し込みをする場合、マイナンバーカードを読み取り、認証の作業をするだけで手続きが完了できるため、短時間で申し込みができて便利です。
NISAの口座開設の申し込みが完了したら、あとは口座が開設されるまで待つだけです。だいたい1ヶ月ほどで口座が開設されるまで、それまで待ちましょう。

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郵便局NISAで選べる資産運用の特徴


新NISAは郵便局以外でも利用できるのですが、あえて郵便局NISAを選ぶ理由とは一体なんなのでしょうか?郵便局NISAには、他の金融機関にはない特徴があります。
以下では郵便局NISAで選べる資産運用の特徴を解説します。

つみたて投資枠で購入できる投資信託の種類

郵便局NISAのつみたて投資枠で購入できる投資信託の種類は15種類です。

投資対象 銘柄
国内株式 つみたて日本株式(TOPIX)
外国株式(先進国) iFree S&P500インデックス
複合資産 JP4資産均等バランス
外国株式(先進国) つみたて先進国株式
外国株式(先進国) つみたて全世界株式
複合資産 野村6資産均等バランス
複合資産 つみたて8資産均等バランス
複合資産 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030(未来時計DC・つみたてNISA2030)
複合資産 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040(未来時計DC・つみたてNISA2040)
複合資産 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050(未来時計DC・つみたてNISA2050)
複合資産 野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060(未来時計DC・つみたてNISA2060)
エマージング株式 つみたて新興国株式
複合資産 セゾン・グローバルバランスファンド
外国株式(先進国) キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)
外国株式(先進国) セゾン資産形成の達人ファンド

この15種類は、資産運用は初めてという未経験者でも利用しやすい金融商品ばかりが揃えられているので、初心者の方でも安心して購入しやすいです。
郵便局NISAのつみたて投資枠で購入できる投資信託というと、つみたて8資産均等バランスやつみたて先進国株式、つみたて日本株などローリスクで安定的な投資信託ばかりです。

つみたて投資枠の投資信託は安定性が高く、短期的な利益よりも長期での運用に向いています。
投資というとリスクばかりが目立ち、どうしても資産運用に踏み切れないという方もいることでしょう。できるだけ安全に資産運用を始めたいなら、つみたて投資枠の投資信託がおすすめです。

成長投資枠で利用可能な商品の種類

郵便局NISAの成長投資枠で利用可能な商品の種類は10種類の投資信託です。
iFree S&P500インデックスやつみたて全世界株式、JP4資産均等バランス、などのファンドに投資ができます。成長投資枠の銘柄は、つみたて投資枠と比べてリスク選好型で、安定よりも利益を優先するタイプになります。

投資対象 銘柄
国内株式 つみたて日本株式(TOPIX)
外国株式(先進国) iFree S&P500インデックス
複合資産 JP4資産均等バランス
外国株式(先進国) つみたて先進国株式
外国株式(先進国) つみたて全世界株式
複合資産 野村6資産均等バランス式
複合資産 つみたて8資産均等バランス
国内債券 eMAXIS国内債券インデックス
REIT eMAXIS国内リートインデックス
国内株式 大和ストックインデックス225ファンド

注意点としては元本割れのリスクがつみたて投資枠と比べて高くなることです。しかしリスクが高い分、運用に成功したときのリターンも大きくなるのが成長投資枠の特徴です。
運用益を期待するならつみたて投資枠より成長投資枠の方がおすすめになります。ただし、郵便局NISAの成長投資枠では個別銘柄への投資ができないため注意してください。

成長投資枠で個別銘柄に投資をしたい場合は、証券会社を利用することになります。個別銘柄への投資を検討している場合は、郵便局NISAの成長投資枠で利用可能な商品は投資信託のみになるので気を付けましょう。

専門家による商品選びや相談体制

郵便局は全国に窓口があり、相談体制が充実しているため、どこにお住まいの方でも専門家による商品選びに関するアドバイスを受けられます。
これが都会にしか支店がないような金融機関の場合、どれほど優れたサービスがあったとしても地方に在住の方ではなかなか利用することはできません。しかし、郵便局なら全国にあるため地方の方でも通いやすく、資産運用に関する相談ができます。

新NISAに興味はあるけど具体的にどのようなものかはわからないという悩みを抱えている方は多くいます。しかし近くに金融機関がないと相談ができず、なかなか悩みは解決されません。
全国どこにでもあり、尚且つ窓口で対面で相談ができる郵便局は、住んでいる場所がどこであっても専門家のアドバイスやサポートを受けられるため、とても役に立ちます。
資産運用をしたいけれど近くに相談できる金融機関があまりないという方は、ぜひ郵便局を利用してみてください。

インデックスファンドとアクティブファンドの選び方

投資信託には大きく分けると、インデックスファンドとアクティブファンドの二種類があります。インデックスファンドとアクティブファンドは投資スタイルによって選び方が違うため、NISAを始める際にはまずそれぞれの特徴をおさえておきましょう。

まずリスクを減らし、安定した運用を目指すならインデックスファンドがおすすめです。手数料が安く、多数の銘柄に投資しているインデックスファンドはリスク分散がされているため価格の変動が安定しやすく、低リスクな運用ができるからです。

他方で、リスクを上げてもいいから運用から得られるリターンを増やしたいならアクティブファンドがおすすめになります。市場平均以上のリターンを追及するアクティブファンドは手数料こそ高いですが、成長性や割安な銘柄を厳選して投資をするため、成功すると大きなリターンを狙えます。
ただし価格が変動しやすく、不安定であるため、リターンが大きくなる分、リスクも大きくなるというデメリットがあります。

インデックスファンドの特徴 アクティブファンドの特徴
安定した運用
低リスク
リターンは少ない
利益を追求した運用
リスク選好
成功したときのリターンが大きい

リスク選好でリターンを狙うならアクティブファンド、安定した運用を目指すならインデックスファンドをそれぞれ選択しましょう。

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郵便局NISAの手数料を比較


郵便局NISAで運用を始めた場合、どれほどのコストが発生するのでしょうか?
以下では郵便局NISAの手数料を解説します。

口座維持費や管理手数料

郵便局NISAでは、口座維持費や管理手数料といった口座の維持にかかる費用はかかりません。
NISA口座は保有する分には特にお金がかからず、誰でも簡単に始められます。
もしも口座を保有するだけでコストがかかる口座維持手数料があると、運用をしていなくても費用が発生するため使い難いです。しかし郵便局NISAは余計な費用がかからないため、無駄な出費を抑えて資産を運用できます。

投資信託の購入・換金時にかかる費用

郵便局NISAの購入時手数料は、インターネットからの取引なら0円のためかかりません。
ただし、店舗での購入時の場合、商品によっては1%ほどの手数料が発生します。
購入したい投資信託によっては手数料が発生する場合もあるため、郵便局NISAではネットから購入した方が節約になることもあります。

他の金融機関との手数料はどれくらいお得?

郵便局NISAの信託報酬は、安い銘柄だと0.198%、高い銘柄で1.947%ほどです。
証券会社を利用すると、銘柄によっては信託報酬が0.05%と郵便局NISAより安いケースもあります。

信託報酬は投資信託を保有している期間中に発生する費用のため、保有期間が長くなればなるほど信託報酬もかかります。そのためコストを抑えて運用したいなら、信託報酬が安い銘柄がおすすめです。
他の証券会社のもっとも信託報酬が安い銘柄を利用すると、郵便局NISAと比べて非常に安価の手数料で運用を始められます。投資信託によっては倍以上の手数料の違いがあるため、郵便局NISAと比較すると他の金融機関の手数料はかなり安いです。

長期投資における費用の計算方法

長期投資をする場合の費用は、銘柄の手数料や信託報酬によって異なります。
信託報酬の1日あたりの費用の計算方法は、年率×信託財産×消費税÷365日、の計算式で算出できます。できるだけコストを抑えて運用をするなら、信託報酬が安い投資信託を選びましょう。

手数料は郵便局NISAの手数料無料の銘柄なら買付手数料0円なので節約になります。もしも買付手数料がかかる銘柄だと、購入する度に毎回手数料が発生するため、取引回数が増えるとその数に比例して出費が嵩みます。
どれくらいのコストがかかるかを知りたいときは、投資信託の信託報酬や手数料をチェックしましょう。

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郵便局NISAならではの投資の相談体制は?


郵便局NISAでの利用を検討しているものの、投資は初めてなので不安だという方はきっと多くいることでしょう。
できることなら専門家によるアドバイスやサポートが欲しいところです。以下では郵便局NISAならではの投資の相談体制について解説します。

全国の郵便局窓口での相談対応の状況

郵便局の支店は全国にあり、いつでも窓口に直接相談に行くことができます。もしも近くに支店がない金融機関の場合、わざわざ遠出をしないとサポートが受けられないため、忙しい人ほど相談し辛いです。
しかし近くに店舗がある郵便局なら窓口で直接専門家に相談し、いつでも簡単に個別にアドバイスをもらえます。店舗数が多いことが他の金融機関にはない郵便局ならではの強みなのです。
全国に支店がある郵便局は、地方に在住で近くに相談できるような金融機関がないという方にとって非常に役に立つ存在です。

投資初心者向けの勉強会や説明会

郵便局では投資初心者におすすめな勉強会や説明会などのセミナーを開催しております。
NISAに興味があるけれど、どのようなものかわからないなどの悩みを抱えているなら、ぜひ一度セミナーに参加してみてください。

セミナーはWEBから予約可能で、お気軽に参加できます。郵便局ではNISAだけでなく、年金や相続など様々な金融ジャンルのセミナーを開催しております。
説明会や勉強会の良い点は、自分以外の同じ悩みを抱えている人と交流を持てることです。NISAについてわからないことがあるなら、専門家や周りの人にぜひ相談してみてください。
郵便局の勉強会はまさにそんな誰かに相談したいという方にとって非常に役立つイベントなのでおすすめです

オンラインでのサポート体制も充実

郵便局では店頭でのサポートとは別に、オンラインでのサポート体制も充実しております。
ネットでのサポートの良い点は、郵便局の店頭まで行かずとも自宅で簡単に相談が受けられることです。特に住んでる場所によっては郵便局が近くにないという方もいることでしょう。
たとえ近くに郵便局がなくてもネットなら場所に関係なくサポートを受けられます。

普段は仕事などで忙しく、なかなか郵便局に行く時間が取れないという方は、ぜひオンラインでのサポートを利用してみてください。

投資信託の運用レポートと資産状況の確認方法

郵便局で運用している投資信託の運用レポートや資産状況など、運用の状況について確認したい場合は、郵便局のアプリやネットバンキングなどを利用すると確認できます。
アプリやネットバンキングを利用すれば、スマホとネット環境さえ揃っていればいつでも運用レポートや資産状況を確認できるのでとても便利で役に立ちます。ただ、ネットではなく、直接目視で確かめたい場合はどうすれば良いのでしょう?

直接確認したい場合は、お近くの郵便局の窓口を利用してください。店頭で直接問い合わせることで確認することができます。
運用期間中の投資信託の購入や換金、分配金などの取引の明細を確認したい場合は、取引残高報告書が3ヶ月ごとにまとめて作成され、交付されるのでぜひチェックしてみましょう。

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郵便局NISAの効果的な活用法


郵便局NISAをこれから始める場合、どのような方法で運用するともっとも効果を発揮するのでしょうか?効果的な活用方法を見つければ、ただNISAを利用するよりも大きな効果が期待できます。
以下では郵便局NISAの効果的な活用方法について解説します。

長期投資での資産形成プラン

郵便局NISAで扱われている銘柄はリスクの低い安定した投資信託ばかりであり、長期投資での資産形成プランに向いています。
そのため短期での運用益よりも10年後、20年後と時間をかけた運用で効果を発揮しやすいです。
郵便局NISAで資産運用を始める場合は、10年20年という長期にわたって運用する前提で計画を立てましょう。

リスク分散を考慮したポートフォリオの構築

郵便局NISAで資産運用をする場合は、特定の銘柄に偏らないように複数の銘柄を購入し、リスク分散を考慮したポートフォリオを構築しましょう。
複数の銘柄を購入することで、リスクを分散し、より安定した運用ができるようになります。

もしも特定の銘柄に偏った投資をすると、その銘柄の価格が下がると資産も減ってしまうリスクがあります。しかし複数の銘柄に投資をすれば、特定の銘柄の価値が下がっても損失を最小限に抑えることができます。
例えば銘柄Aは100円、銘柄Bも100円で、この両方に投資をすると、AとBどちらかの銘柄が暴落してももう片方の価値は安定しているので被害を最小限に抑えられます。

投資信託の価値は常に変動しております。いつ資産価値が下がっても大丈夫なようにリスクは分散させましょう。

つみたて投資と成長投資の組み合わせ

郵便局NISAで運用をする場合、つみたて投資と成長投資を組み合わせましょう。

二つの投資枠を同一の口座で併用することで、様々な投資スタイルに合わせた資産運用ができるようになります。
例えば成長投資の銘柄で積極的に運用益を求めつつ、つみたて投資のローリスクな銘柄を運用すると、それぞれの良いところを取り入れつつリスクを分散して運用ができるようになります。

確定拠出年金(iDeCo)との併用

郵便局NISA口座は、確定拠出年金(iDeCo)と併用するとより効果を発揮します。
iDeCoを併用すると所得が高い人ほど所得控除の恩恵を受けやすく、税金面で多くのメリットを受けられます。

さらに60歳まで掛け金を引き出せないiDeCoと違い、NISAはいつでも売却して資産を現金化できるので、急な出費のための資産の一部はNISA口座に預けるなどの使い分けも可能です。
例えば資産1,000万円の方がその財産のすべてをiDeCoに預けると、60歳まで財産のほとんどが引き出せません。そうすると、急な入院などの突然の出費に対応できず、困った事態に発展するリスクがあります。

しかし資産の半分をiDeCoに、もう半分はNISAに預けるなど使い分けると、いざという時であっても安心して資産を利用できます。
老後の資金と資産運用を分けて運用したいという方ほど、iDeCoとNISAの併用はおすすめです。

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